まさかの部屋を覗かれる
今日は美容院に髪を切りに行く予定があった。
夏前なので美容院で男前な髪型にしてもらい、その美容院から目と鼻の先にいつも通っているカラオケ屋があるので、ついでにサックスの練習をしに行った。
いつものように受付を済まし、いつもと違うカラオケの機種(LIVEDAM STADIUM? DAMのちょっと新しいぽいやつ)を選択。
カラオケの機種によって部屋が違うのだろうか、いつもよりちょっと広い部屋でタバコくさくもなくいい感じだ。
セッティングを済ませ軽く音出しも済ませ、MY WAYを選曲。
サックスって練習の最初は疲れてもないし、口の筋肉も弱ってないので調子がいい。
調子よくマイウェイを吹いていると、扉の前に人影が!
と思ったらドアがゆっくりと20センチくらい開き、ドアを開いたやつと目が合った。
途端に扉は閉まった。
カラオケ屋だと部屋を間違えて違うやつが入ってくる事はよくある事で、俺も酔っ払ってる時は違う部屋に突入してしまう時が多々ある。
だが、俺の部屋は壁際の部屋で、隣も前も誰も歌ってない状況なのに誰も間違えるはずがない。
多分覗いたやつは店員だろう。
なんとなく髪型に見覚えがあった。
まぁ一人でカラオケきてるやつなんて、怪しいやつしかいないだろうから疑うだろう。
一人で入って、後からコソコソ友達呼んで一人分の料金で済ますって可能性も疑うよね。
とりあえず覗かれた瞬間ってすげー恥ずかしかったのだが、これはもともと人まで吹いてれば特に恥ずかしい気持ちにはならないだろうけど、隠れてコソコソ練習してるところを見らてしまった!!という心理からくるものだろう。
確信した!!
カラオケでサックスを練習する事は、恥ずかしい事だ!!!
かといって外で堂々と吹くほど実力は無い!!
なので、恥を忍んで俺はカラオケ屋に通う事を決めた。
唇の裏が痛い
前回はアンブシュアで口の筋肉が痛てー痛てー、どうにかならんかーって思ってたけど、今回は唇の裏がすげー痛い。
なんか途中から疲れてきて呼吸もつらくてアンブシュアもつらくてリードがピーピーなっちゃうもんだから、強く口を抑えよう抑えようと思って力んでしまっているような気がする。
唇の裏に歯が食い込んで今にも血が出そうだ。
これも慣れてくれば歯が食い込まない鋼鉄の唇に変化していくのかという疑問があるのだが、誰にも聞ける人はいないのでネットで調べてみた。
なんか俺と同じ疑問を持ってた人間が質問サイトに投稿していたのを引用する。
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サックスは上下の唇で挟むのではなく、左右の唇を寄せることでアンブシェアを作ります。
→○←
下唇には力を入れません。
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ということで、練習10回目にして本来の吹き方を学んだ。
これだから独学は怖い。
いや、本を買ったはずだがちゃんと読んでないだけだろう。
復習しないといかん。
また、こういう唇強く噛んじゃう系のパワー型にうってつけのアイテム、リップガードというものも売っているらしい。
ちょっと買って試してみようかなって感じ。
なんか今日唇痛いし。