無計画で注文を入れてしまった話
ある日の話。
特に考えもなしに、ちょっと小遣い増やすかーって感覚でFXで大きく注文を入れてしまった。
50pipsでも取れればいいかなって考えでずっとチャートを見ながらいたんだけど、逆の方へどんどん進んでいく。
チャートを見ているから損切り入れないでずっと待っていた。
待てども待てどもチャートは戻らない。
そこで諦めて損切りすればよかったものの、負けを認めたくなかったのが運の尽き。
悪夢の始まりである。
損切りができない人間は悪魔の歓迎にあう
数時間すれば戻るだろうと一旦その場を離れ、数時間後にチャートを確認するが全然戻る気配はなく、更にマイナスが増える。
次の日まで待とうと思い、次の日に持ち越すが更にマイナスは膨らむ。
次の日も、、次の日も、、、、また次の日も、、、、、、
そうやって2週間が経とうとしている。
含み損は700pipsほどだろうか。
大きく注文入れてしまっているためもう耐えられない。
毎日戻る気配もないもんだから、強制決済の通知が来るたびに少しずつ損切りし、追加証拠金を埋めていく。
数日経てば戻ればまだ多少のロスで済むのだが、このまま毎日下がり続けるとそれこそ資金が0になってしまう。
何のために働いて、何のために生きているかわからなくなってきた。
苦しくて苦しくて、職場でも毎日顔が歪んでいる。
顔面神経痛になったんじゃないかと同僚から心配されているだろう。
とにかくこの地獄から早く解放されたい。
悪魔はいる。
この世に存在する。
そして、神様はいない。
だって祈ったもん。
なんかの歌詞であったきがする。
過去に戻れたらどんなに楽か、2000回くらい考えている。