日本旅11日目。
子供達の元気な声で朝起こされる。
お世話になった夫妻は朝の7時頃に出発しお別れ。
前日遅くに寝たせいか、少々寝たりない感じもしてベンチでぼーっとして過ごす。
この日の目的は丸岡城と永平寺。
まずは丸岡城へ向かう。
ここの城は大きさこそそこまで大きくないのだが、本物の城って感じがする。
内部の気が趣を感じさせるし、外観も素晴らしい。
デカ過ぎず、シンプルな感じがまた素敵だ。
その後たどり着いた永平寺。
駐車場がどこも400円取っているいやらしいお土産街を抜けて永平寺の駐車場へ。
バイクは無料で停められる。こういう時だけバイクでよかったなーって思う。
永平寺、ほぼノーデータであまり期待はしてなかったのだが、ここはマジですごい。
いままでお寺とか神社とか結構行った事あるけど、なんか雰囲気がちょっと違うよね。
まぁ、日光東照宮には劣るけど、それでも凄い。
修行に来ている若いお坊さんたちの謎の動きが面白かったなぁ。
ここに来た時に受付で、「泊まりですか?」みたいな事言われて即答で「違います」と答えたが、「はい、泊まりです」とか言ったら同じ事やらされてたんだろうな。
この日の観光は終わりで、岐阜へ向かう事にする。
次の日観光しようと思っている岐阜のマチュピチュへ行くためにgoogleMapでナビをセットする。
ナビは明らかに近いだろうと思われる道を外し、遠回りを俺に勧めてくる。
何度やっても、場所をちょっとずらしてもダメだ。
俺はgoogleMapのナビを無視して明らかに近い国道157号線を走った。
その後30分ほどして何故ナビが遠回りさせようとしたかわかった。
国道157号線、峠道で道は狭く悪路が多い上にガードレールなくて崖から落ちたら死ぬこと間違い無し。
世界一周中に行ったデスロードを少し彷彿とさせる。
バイクが好きそうな道で、すれ違うのはバイクが多かった気がする。
ただ、バイクの野郎どもは攻めすぎて反対車線走ってくるから2回ほどぶつかりそうになって焦ったよ。
車は運転へたくそだから狭い道ですれ違う時スレスレとかなるし。
ぶつかったら崖から落ちるだろうに、勘弁してほしい。
スクーターは弱者だ。俺はこの道を走ってそう感じた。
途中で見かけた麻耶姫像
すげーいい話で、麻耶姫が生きてたら俺は彼女を愛するだろう
1時間ほどして峠道を抜け、そのまま走ると道の駅を発見。
少し暑かったが、静かな駅で野宿には最適だと思っていたが、土曜日だったせいかオヤジどもが10人くらい集まって酒盛りして一気に喧騒に包まれた。
岐阜市内から上がっているだろう花火と、オヤジたちが焼いているイカが夏の匂いをさせていた道の駅「織部の里もとす」