疲れ切っていた2日目
初日にほぼベトナムで楽しみにしていた事をやり尽くしてしまったせいか、朝から疲労感半端ない。
せっかくベトナムに来たからホテルでだらだらするのはやめようという事で外にでつつ、朝一のフォーを食べる。
その後はベトナムコーヒー通り(勝手に命名)に行く。
ベトナムコーヒー通りとは、コーヒー屋の前にしょぼい椅子が道路に向かって無数並べられている店で、排気ガスを吸いならが優雅にコーヒーが飲める店が並んでいる通りだ。
ベトナムコーヒー通りの店はちょっと相場より値段が高い30000DON(150円)ほどだが、オープンテラス的な感覚で少しゆっくりできるところがいい。
ベトナムコーヒー通りの恐ろしいところは、少し歩くとすぐに同じような店があるというところで、コーヒー飲んだばかりなのに店をみつけると入ってしまうという魔力がある。
5分感覚でコーヒー屋に入ってしまうので前に進む事が困難だ。
そんなこんなでレッドブルで気合を入れながら再度ベンタイン市場に行く。
日本人の女の子とかとよくすれ違うんだが、俺たちは男二人でVANSのTシャツを着て同じような帽子をかぶり、まさにゲイかのような雰囲気を出しているせいなのか、誰も目を合わせようとしてくれないのが寂しい。
この日もCat Tuongでフォーを食べたり、買いすぎってほどTシャツを買ったり、お土産買ったりとあっという間に夜になっていった。
夜は夜市をふらついていると、昨日の日本語ペラペラの女の人が寄ってきてまた色々と喋る。
割といい情報を教えてくれたりしてたので、こいつにお世話になる。
その後は一緖に屋台でビールなど飲んで、次の日の朝4時というイカれた集合時間まで時間を潰す。
空港までのバスは到着時と違い、日本人が大量に乗ってきた。
市街地にいた時は全然日本人見なかったけど、こんなに日本人いたのかよ。
それらの団体と一緒になって空港でチェックインしていたが、バックパックどころかスーツケースもなく、お土産が入ったビニール袋を両手に持っている俺に周りの人間は違和感を覚えていただろう。
帰りの飛行機ってのは現実に戻る切り替えのスイッチが入るので、とてもしんどくて苦しい時間だったが、ほとんど寝ていてあっという間に日本に着いた。
当たり前だが、ビニール袋両手に抱えて税関のところに行った時はめちゃめちゃ怪しまれる。
袋の中身を凄いチェックされ、質問されまくり。
お土産で買っていたライム&ペッパー&ソルトを怪しい粉だと勘違いされそうになり、
税関の人「これは何?なんでこんなにあるの? あ、こっちの袋にもいっぱいあるね。これは何?」
というあからさまに疑ってかかる問いかけ。
俺「・・・塩です。ライムとかの味がする塩です。」
税関の人「塩?そう、、、何に使うのこれ?」
俺「え、いや、お土産で買ってきたんですけど。会社の人に配るやつですけど」
税関の人「え?会社?会社員なのですか?」
俺「はい、一応」
税関の紙の職業欄に会社員と書いてあるのをチェックしてなかったのかよ。
なんの為の記入だよって話で、なんとか通過することができた。
お土産で買ってきたハンモックも怪しまれたのは謎だったが。
そんな感じで日本に到着し、紙袋を抱えたまま家路につくことに。
手ぶら旅のまとめ
初めての手ぶら旅だったが色々学ぶことは多かった。
手ぶらでのメリット
- 荷物(体)がとにかく軽い
- 荷物が無いという珍しさで、空港のオネーさんと少し長く会話できる
- ロストバッゲージの可能性が0
- 空港での荷物ピックアップが無いので、他の誰よりも早く入国できる
- ホテルから出る時に服装や持ち物の選択をしなくてよい
手ぶらでのデメリット
- 着替え類が一切ないので現地調達しなくてはならない
- 脱いだ上着をしまう場所がない
- セーフティーボックスに入らないものバックパックやスーツケースに入れられないので心配
- お土産・服を持ち帰る時にバッグがないのでかさばってしまう
- 周囲からアホだと思われる
メリット・デメリットをあげてみたが、たいした事はない。
だが、手ぶらで行った人間だからこそわかることがあると思うよ。
暑い国だからできる事で、寒い国とかだったら色々やばかっただろうなぁ。